ソフトウェア開発はずっと、コードを書ける人間だけのものだった。それがAIで変わった。バイブコーディングだ。
バイブコーディングという革命
AIに自然言語で「こういうの作って」と言えば、コードが出てくる。プログラミングを学んだことがなくても、動くものが手に入る。
しっかり勉強してから始めよう、まずは情報収集から。その気持ちはわかる。でも正直、悠長なことを言っていられる状況じゃない。私たちエンジニアだって、まさか自分でコードを書かなくなるとは思ってなかった。そのくらい速い変化がもう起きている。
触ってみた、その先の壁
バイブコーディングで最初のアプリが動いたとき、たぶん驚いたと思う。で、そこから先で詰まった人も多いのではないだろうか。
機能を足そうとしたらコードが壊れる。バグを直したいけど、どこを触ればいいかわからない。そもそも作ったものをどうやって人に使ってもらうのか、見当もつかない。「動く」と「届けられる」の間には、けっこうな距離がある。
これはエンジニアも同じところを通ってきた。だから設計とか保守とかセキュリティという分野がある。
近道を売る人たち
壁にぶつかったとき、「AIで月収○万」「この方法なら誰でも稼げる」という声が目に入るようになる。
そこで売られているのはスキルではない。「稼げるかもしれない」という期待だ。
生成AIそのものは金を生まない。金を生めるドメイン知識や経験にAIを重ねて、はじめてブーストになる。近道を売る人間からは距離を取れ。学ぶ価値があるものは、もっと地味で、もっと確実だ。
Ship Coding — バイブコーディングの、その先へ
バイブコーディングを否定する気はない。あれで「自分にも作れる」と知れたことには価値がある。
「動いた」で終わらせず、ちゃんと届ける。このサイトではそれを Ship Coding と呼び、その方法を一つずつ扱っていく。
まず触ってみてほしい。失敗していい。そこから始まる。